次の本のメモ②

すみません・・・、社長のブログが

今日も書いてもらえませんでした・・・。

お休みである今日よりも明日以降の方が

もっと書いてもらえなくなりそうな

スケジュールになっているというのに・・・。

まただいぶ後になってから遡って

書きだめてもらうことになりそうです。

 

書くいう私もこちらの工事が今日できませんでした。

すみませんでした・・・。

そんな今日、成人の日のブログは

昨日の続きとなります。

あんまり食物アレルギーとは関係ない

というか少し離れますので、

あんまり興味がないという方は飛ばしてください。

 

小児のアレルギー疾患のうちアトピー性皮膚炎について

取り上げております。

 

症状( じくじく から始まります。)

年齢にかかわらず、左右対称に起こり、

強いかゆみがあるためかきむしることで

時には痛みにも悩まされることにもなります。

 

現れる経過

乳幼児期(~3歳くらい)-

よだれや食べ物がよくくっついてしまう

口のまわりといった顔、頭部が中心に

なって、耳の付け根が乾燥により

切れてしまうこともあります。

胸にまで広がることもあります。

 

幼少期(4歳くらいから13歳くらいまで)-

腕や足の関節の内側から外側にまで広がります。

背中や体側といった部分にも広く

症状が出るようになります。

皮膚が乾燥して鳥肌のようになる子供もいます。

 

思春期以降(14歳~)

このころにはよくなる子供もいる一方、

重症化する子も出てきます。

全身が乾燥してきて、皮膚全体が

赤っぽく変色してきたり、

皮膚が厚くなってくる人もいます。

 

・掻いてはダメと止められても、

我慢できないほどの強いしつこいかゆみに

悩まされるため、眠れない・日中もイライラして

集中できないといったストレスがあります。

・掻けば掻くほどかゆみは増してしまいます。

皮膚が傷つくことにより、細菌に感染し

化膿してしまうこともあります。

そうすると痛みにも悩まされることになります。

・かゆみをとるには冷やすことです。

氷を入れたビニール袋か保冷剤を

ハンカチなどでくるんで患部を冷やします。

冷やした後は保湿することも忘れずに行います。

 

診断基準(アトピー性皮膚炎なのか

正確な診断をしてもらいましょう)

・単なるドライスキンによる湿疹ということもあります。

赤ちゃんに多い脂漏性湿疹やおむつかぶれとも

見た目が似ていますが区別して対応しなくてはなりません。

・アトピー素因(家族にアレルギー体質の人がいる

もしくは本人が他にアレルギーを持っている。

あるいはIgE抗体を作りやすい体質である。)

であるということが発症の引き金には

なりえますが必ずしも発症するとは限りません。

・アトピー性皮膚炎の定義

①かゆみを伴う

②湿疹を病変とする

③慢性的な経過(よくなったり悪くなったり)

を2か月以上(乳児)または半年以上(幼児~成人)

繰り返します

・診断されても乳幼児の8割は軽症で、

小学生になるとやや重い重症と診断されること

が増えます。それでも7割以上が軽症で

重症・最重症は合わせても2%ほどとなっています。

 

治療法

・ステロイドが治療の切り札になりますが、

副作用がひどい場合はタクロリムスという

外用薬を用いることもあります。

いずれも適切に用いることにより、

大きな効果を得られます。

・症状や部位に合わせてステロイドの

強弱を使い分けていきます。

I群が最も強くV群が最弱という五段階あります。

・抗アレルギー薬-アトピー性皮膚炎には

かゆみの原因となるヒスタミンを抑える

役目のあるものをおもに用います。

安全性が高く長期にわたって使えます。

・保湿剤-ステロイドなどを使っているか

どうかにかかわらず、スキンケアのためには

欠かせません。外用薬を併用する場合は、

保湿剤を先に塗っておき、必要な部位のみに

外用薬を用いるようにすると無駄にならずによいです。

・タクロリムス―ステロイドの効果がイマイチ

もしくは副作用のために使えない時のために

用いることがあります。ステロイドの長期使用で

赤みを帯びたり、委縮した顔や首の皮膚にも

使えます。

ただ、もともとは臓器移植の拒絶反応の予防や、

免疫系の病気の治療用であった免疫抑制剤のため

扱いは慎重に行わなくてはならず、

2歳未満児には使えません。

 

生活改善(スキンケアにつながる習慣づくりが必要です。)

・衣類は綿製品で柔らかい素材

のものを選ぶようにしましょう。

ウールのようにちくちくしたものは

直接肌に触れないように着ましょう。

・エアコンの風には直接当たらないようにします。

急な温度変化が刺激になって

かゆみが増すこともあるためです。

 

関連する病気-皮膚の状態が急激に悪化したり

水疱ができたりするのは他に原因があることも。

・合併しやすい病気というのがあります。

アトピー性皮膚炎の悪化だと思って

ステロイドを塗り続けるとますます重症化するので

注意が必要です。

①単純ヘルペス ②とびひ ③水いぼ

などがあります。

 

以上がアトピー性皮膚炎についてのメモでした。

明日中には工事の方を完了させたいなと思っております。