久しぶりに読み返しました。

いやはや、寒いです。

暖房しているのに、室内でマフラーまで

ぐるぐるにして巻いているというのに、

ちいとも効いてる気がしません。

ここまで寒く感じる日もなかなかないと

記憶しているのですが、薄着すぎるのかしらん?

明日のお外の様子が心配になってきてしまいます。

(でも少し景色が楽しみでもあるのですが)

そんな本日は事務仕事を少ししておりました。

それぐらいで、特に何かをした日なわけでもなく、

開発したわけでもないのであんまり書くことが

無いなぁと困っていたのです。

このまま今日は更新をやめとこうかとも一瞬

(本当にこれは一瞬だけですが)

思ったのですが、せっかく時間もPC部屋も

使えることだし・・・、ということで

迷った末にやはり今日もブログを更新する

ことに決めて、読みかけの本をもう一度

読み直してみることから始まりました。

なんだか更新を止めることが思った以上に

気持ち悪い感じになってきているのでした。

(これには我ながらびっくりです。)

 

以前のブログにはこの読みかけの本の

第一章分抜き出しておいたというかまとめたので、

きょうは第二章を片付けていきたいと思います。

 

アトピー性皮膚炎を発症している子供のうち

3分の1が食物アレルギーもちであったのに対し、

食物アレルギーを持つ子供の95%以上が

アトピー性皮膚炎にかかっていました。

食物アレルギーに気付くきっかけとして、

乳児期に(生後一・二か月くらいから)繰り返す

かゆみと乳児湿疹にかかっていると診断された

ことがある場合と、

離乳食を始めた時や粉ミルクになった時に

アナフィラキシーを起こして病院にかかり

診断される場合とがあるということです。

乳児期の乳児湿疹ですが、皮膚科で

そのような診断を受けたなら、小児科の

アレルギー専門医にも見てもらうことを

お勧めしていました。

というのも皮膚科でステロイドを処方されて

いったんは快方に向かっても、皮膚湿疹を

繰り返し起こす場合でスキンケアも正しく

行っていた場合などはその湿疹の原因が

食物アレルギーにあるか、あるいは

他にあると考えなくてはならないからです。

母乳中に移行するアレルゲンの割合は

摂取した食べ物の量の百万分の1しかない

のですが、それでもその赤ちゃんが

アレルギー素因を持っている場合、

少しずつ「アレルゲン特異的IgE抗体」

を作っていっているので、アレルギー反応を

起こすことにつながります。

(母親のアレルゲン特異的IgE抗体が移行するのではない)

乳児期に気付いてあげられれば、アレルギー専門医の

適切な食物除去指導のもとでアトピー性皮膚炎を

ぶり返させずにきれいな皮膚に戻れてそのまま

小学校にあがるころ位には、アレルゲンであった

食物自体も食べられるように成長していく事も

十分にあり得るそうです。

早いうちから適切な食物除去を行えると

傷ついていた腸管が回復していきます。

それから成長するにつれ免疫機能も

正常に発達していってくれます。

ポイントは食物除去は必要最低限しか

行わないということです。

素人判断で食物除去を行うといけないのは、

どの食物がアレルゲンかの特定が難しい

ということと、食物除去するにしても

あれもこれも危ないからと勝手に判断してしまうと

食べられないものが増えるということが、

QOL(生活の質)の低下につながってしまいますし

人と同じものが食べられないそれだけでも

大きなストレスになります。

それから食物除去をあれもこれもと

広げていく食生活は体を余計に過敏にさせて

しまうということがわかっているのだそうです。

 

子供の食物アレルギーでそのアレルゲンとなる

食物のうちトップ3が、1.卵2.牛乳3.小麦

だそうですが、この卵ひとつとっても、

半熟ゆで卵がだめで固ゆで卵なら

大丈夫だったり、卵ぼーろひとつでも

アナフィラキシーを起こしてしまう人がいるなど

人によりけりなところが大きいのだそうです。

牛乳ですが、乳児期ならお母さんの飲む牛乳を

低アレルゲン化した高度加水分解乳というものに

変えてもらうことから始めます。

(牛乳は加熱してもアレルゲンとしての危険性は

低下しない為特別な加工・処理が必要)

粉ミルクを使うときも重症のミルクアレルギーの子ならば、

アミノ酸乳というものを使うこともあるそうです。

しかし一生このような食物除去を

続けなければならないかというと、

一歳までに発症した食物アレルギーの子供なら

たいていは成長と共にアレルギー反応が徐々に

弱まっていくということです。

早く専門医に診てもらうことが大切なのは、ほおっておくと

食物アレルゲンとなる食物がどんどん増えて

いってしまうからでもあります。

弱った腸管から十分に消化されていない

高分子のたんぱく質が吸収されてしまうことで、

食物アレルギーへの第一歩が始まりますので、

それを防ぐ必要が早い時期にあるわけです。

 

たんぱく質がいけないと聞くと、お肉類全般を

避けるようにしてしまうお母さんがいることも

あるそうですが、実際には肉類のアレルギーというのは

稀で普通のお肉屋さんで手に入るお肉を食べられる方が

ほとんどだそうです。

(ウサギの肉やシカの肉、カエルの肉などは

普通は手に入れる必要はないそう。)

 

お米アレルギーというものもありますが、

お米を食べてアナフィラキシーショックを起こす人はまれで

たいていの場合ヒエやアワなどに変える必要もなく

普通に食べても大丈夫なことがほとんどであるそうですし、

むしろ雑穀に切り替えてしまうのは意味がないのだそうです。

というのも白米と雑穀に含まれる

物質でアレルギーに関して共通成分が

含まれているからなのでした。

それから鶏卵アレルギーもちの子供が

他の食物アレルギーを持っていないということは

まずないというぐらい小さい子供の鶏卵アレルギーは

よくあるもののようです。

ですのでそういう子供が例えばイクラアレルギーを

引き起こしてしまう事がよくあります。

(鶏卵アレルギーがあると魚卵アレルギーも

あるということの抗原性についての関連性は

否定されているけれども)

健康面から言って小さい子供が塩漬け・しょうゆ漬けの

魚卵を食べることは望ましくないのです。

気を付けてあげてくださいということです。

そして食物アレルギーがなくても、食物が

アトピー性皮膚炎を調節していることが

あるためバランスよく食べるということが

誰しもに大切であるとおっしゃっています。

 

 

明日はもしかしたら社長の方から

またブログネタが出てくるのかもしれません

が昨日もこちらで申しておりましたように

更新できるかどうかはちょっと難しい所

であります。

でもブログネタがないかどうかいつも

何かと探していたり、社長に尋ねては

いますので年末年始もできるだけ

更新していきたいと考えております。